人を組織の力にするプログラム

リーダーシップ能力開発SSモデル
従来のシャワー方式によるマネジメントから、
一人ひとりに自分の可能性を気づかせ、
自律的行動を促すリーダーシップへ転換。
研修の都度に当事者として課題と向き合い、
自分自身で考えながら前へ進むカリキュラム。
単に一方通行で知識を与えるのでなく、
思考と行動のスタイルを革新するプログラム。

6日48時間研修・テキスト全6冊96ページ・ホームワーク多数。

参加する際はそれぞれにノートを一冊ご準備ください。
どうして人は育たないのか
強い組織を創り、成長と発展を持続するには、さまざまな力を求められますが、とりわけ重要なのは人の力であることに、異論を唱える経営者はいないでしょう。しかしその一方で、厄介なのも人なのは事実。

期待に応えて成長し、能力を高めてくれたら、人ほど無限の可能性を秘めた財産はないのですが、ビジネス現場では人件費に見合うほどの生産性を得られないのが実情です。どうしても少数精鋭のシフトに切り換えたくなります。

経営者も手をこまねいているわけでなく、諸々の研修や教育制度を採り入れて、時間も費用も掛けながらレベルアップを図ろうとしています。忙しい業務を中断してまで、新しいスキルやノウハウを身に付けさせようと努めています。

それでも人が成長しないのは、どうしてなのでしょうか。厳しい面接や試験を経て、組織に貢献する資質を備えていると判断したからこそ、組織の一員として迎え入れたはずなのに、充分な成果を導いていないと思いませんか。
経営は戦争ではない
人の成長を願い、どのような人材に育ってほしいかを望む前に、経営者は人をどのような存在と捉えているでしょうか。組織の事業展開を戦争になぞらえて、それぞれの階層ごとに将軍や兵士と観ていないでしょうか。

ご承知のように戦争はWIN/LOSEの関係で、相手に壊滅的な打撃を負わせることで勝利します。そのプロセスで兵士たちは駒となり、参謀本部が立てた作戦に従い動きます。兵士は状況しだいで、捨て駒になることも厭いません。

そのような意識はなくとも、軍事論を経営の典拠にしているなら、指示命令を上からシャワーのように浴びせ、人を支配したうえで管理するようになりがちです。社員は兵士ではないのですから、組織のために身も心も捧げません。

顧客や取引先との関係だけでなく、経営者と社員の関係にもWIN/WINを求められる時代を迎えています。戦争ではなく共生を望むなら、組織の在り方も革新を迫られます。一人ひとりをどう活かすかが課題になるでしょう。
経営者の役割
組織に集まる人たちは、烏合の衆ではありません。事業内容を理解し、基本理念に共感し、組織の目的を承認しています。説明が足りなければ、補うことによって、充分に対応できるだけの資質も備えています。働く意欲も満ちています。

経営者の仕事は基本理念を高く掲げ、未来への指針を示したうえで、一人ひとりが活躍できる環境を整えること。人を鋳型に嵌め込もうとすれば、なかなか要求する水準に達せず、目的までの距離が遠のいていきます。

組織を維持するための基本的なルールを定め、そこから逸脱しない範囲で自由度を高めたほうが、自律的な意欲と思考と行動を引き出せます。経営者の手足にするより、それぞれの頭脳を活かしたほうが、はるかに効率的です。

そのためにはコアになる人材を中心に、今までの意識を革新し、人の可能性を最大限に引き出す思考と行動を身に付け、皆の意識を目的へ向けてひとつにする作業が必要になります。そのプロセスを経て、全員の力が高まります。
マネジメントとリーダーシップ
社会秩序を乱さないために、法令やモラルが必要とされるように、組織を維持するためには、一定のルールを守らねばなりません。それは組織と個人の契約であり、遵守するように促すのがマネジメントのプロセスです。

仕事の内容が単純なほどマネジメントは効力を発揮しますが、複雑になるほど阻害要因になりかねません。それはマネジメントには、組織を守る役割を果たせても、組織を前へ推し進める役割を果たせないからです。

組織の内外で日々に生じる問題を、最適に解決し続けることで、組織は成長と飛躍を実現します。この問題を解決する能力こそがリーダーシップであり、リーダーとして位置付けられた人ばかりでなく、組織に関わるすべての人に求められます。

組織のルールが状況や環境に適応しなくなったとき、それを問い直し改善するのにもリーダーシップは発揮されます。自分を当事者として意識して、組織の繁栄と個人の幸福を結びつけられる人が増えるほど、強い組織は着実に根を張っていきます。
気づきを促す
一人ひとりがリーダーシップを発揮するように、今までも諸々の思考や手法が提示されています。それが成果を導けなかったのは、教育を受ける側の外的要因を重視して、当事者としての内面へ降りていこうとしなかったからです。

このプログラムは参加する研修として構成されているだけでなく、段階ごとに自分自身を向き合い、考えたことや思ったこと、感じたことをノートに記述することで、外気と個人の問題を当事者として意識できるように設計しています。

ノートに記述される内容は、提出を求めるものでなく、自分自身の過去の履歴に関わるテーマが中心なので、参加者は自分の頭で考え、心で感じるようになります。そのうえで自分はどうしたいのか、組織に対して何ができるかを明らかにします。

仕事に取り組む姿勢が強制でなく、義務でもなく、自分の喜びと気づくことで、周囲へ良い影響を及ぼしたいと望むようになります。自分が活かされていることに感謝して、他へ尽くしたいと思う気持ちが強まれば、組織の絆は固く結ばれます。
人は熟成する
6日間のコースですが、参加する人が考えるために、一定の期間を置いて実施したほうが効果的です。最短で2週間ごとの実施で3ヶ月、最長で2ヶ月間ごとの実施で1年。フォローアップが必要であれば、その都度に相談に応じます。

人が成長する際の諸々の阻害要因を取り除き、周囲の力を活用することで得られる可能性の大きさに気づけば、組織に対して自分の能力の一部を提供するより、すべての能力を注ぎ込んだほうが道は開けるとわかります。

これからの時代に必要とされるのは、人を人として尊重する組織であり個人です。さまざまな資質を備えた人という財産を、最大限に活かして事業を展開するのか、それとも人の能力の一部を活かして、経営者がすべてを背負い続けるのか。

組織が組織として在り続けるためには、否応なく人とは関わらざるを得ません。その力に蓋をするか、解き放つか、決めるのは経営者です。人を活かす方向へシフトを切り換えれば、盤石の組織を形づくる明日が見えてきます。

構成

コミュニケーションと自己認知×2日
従来から混同されているリーダーシップとマネジメントの意味と役割を明らかにしたうえで、人の力を最大に活かすには何が必要かをわかりやすく説く。前提になるのは自分自身だが、それをどれだけ認知しているか。それぞれが、真正面から向かい合い、自らの問題意識を養う。

リーダーシップ能力開発研修×2日
リーダーに求められるのは、短期的および長期的な課題の問題解決。前提になるのは問題を問題として把握する力、知識や経験値をどう活かすのか。そのうえでメンバー一人ひとりに意欲を湧かせ、目的に応じた最適な力の集中と深化。そして成果の共有と次の課題の提示。

成長と自己革新のプログラム×2日
リーダーシップを発揮して問題を解決したら、組織全体の力へ結びつけねばならない。個々の力を組織化する基本を学ぶと共に、人と人の繋がりの中で自らの成長を実現し、さらに高いレベルで影響力を強める。組織の推進力として機能するために、自己革新のサイクルを確立する。


プログラム

1日目(テキスト A5判 16ページ)
09:30〜10:30 マネジメントとリーダーシップ(講義)
10:40〜11:30 目的を意識した対応(ロールプレイング)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 コミュニケーションの基本(講義)
14:40〜16:00 複数によるミーティング(ロールプレイング)
16:10〜17:30 リーダーとはどのような存在か(講義と質疑応答)

2日目(テキスト A5判 13ページ)
09:30〜10:30 自分の履歴を掘り下げる(ワークショップ)
10:40〜11:30 リーダーに何を求めるか(グループ内討議)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 理想的リーダー像の発見(プレゼンテーション)
14:40〜16:00 リーダーのポジション(講義)
16:10〜17:30 リーダーに課せられる使命(講義と質疑応答)

3日目(テキスト A5判 15ページ)
09:30〜10:30 自分のビジネス・スタイル(ワークショップ)
10:40〜11:30 リーダーの戦略策定(講義)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 現場力をどう養うか(グループ内討議)
14:40〜16:00 強い組織に必要なもの(プレゼンテーション)
16:10〜17:30 ビジョンはなぜ必要か(講義と質疑応答)

4日目(テキスト A5判 19ページ)
09:30〜10:30 モチベーションの阻害(講義)
10:40〜11:30 何をどうサポートするか(グループ内討議)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 課題の発見と問題解決策(プレゼンテーション)
14:40〜16:00 サバイバル規則とメタ規則(講義)
16:10〜17:30 力の源泉を知る(講義と質疑応答)

5日目(テキスト A5判 15ページ)
09:30〜10:30 問題解決チームの組織化(講義)
10:40〜11:30 リーダーの認定(グループ内討議)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 組織の目的と効果(プレゼンテーション)
14:40〜16:00 リーダーのエクササイズ(ディスカッション)
16:10〜17:30 組織化への阻害要因(講義と質疑応答)

6日目(テキスト A5判 18ページ)
09:30〜10:30 リーダーに対する評価(講義)
10:40〜11:30 リーダーの自己評価(ワークショップ)
11:30〜12:30 昼食休憩
12:30〜14:30 自己革新の設計図(ワークショップ)
14:40〜16:00 自己革新のサポート(ディスカッション)
16:10〜17:30 資産と負債の棚卸し(講義と質疑応答)


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